歯磨き

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    いつの間にか、自分のエピソードを漫画にされることを楽しみにするようになっていた息子。

    漫画にしてほしいネタがあると自己申告してくるようになりました。

     

    息子は割と歯磨きに抵抗なかったので、歯磨きにまつわる苦労は殆どせずに済んだのですが

    こうして兄に歯磨きされたり、兄が進んで歯磨きされるのを見ていたお陰か

    妹の方も歯磨き平気な子に育ってくれました。

     

    いやもう、本当に素敵なお兄ちゃん過ぎて親の私もびっくりですわ。

     

     

     

     

     

    JUGEMテーマ:育児


    入院騒動<1>

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      ※最初に言っておきますが、現在末っ子は家で元気に過ごしております。ご安心下さい。

       

       

      2018年9月6日早朝

       

      ドタッという落下音と、それに続く末っ子の泣き声で私は飛び起きた。

      「末くんが落ちた!」

      夫に向けて言いながら、ベッドの下を覗き込む。

       

      間もなく生後6ヶ月になる末っ子は、床の上でわあわあ泣いていた。

       

       

      我が家の寝室は、ダブルベッドと柵付きのシングルベッドをくっ付けて並べて使っている。

      左右と頭上は壁とシングルベッドの柵で完全に塞がれており、開いているのはダブルベッドの足元だけ。

      末っ子はそこから落ちたのだ。

       

      慌てて抱き上げて夫と二人がかりであやすが、末っ子は泣き止まない。

      どんなに泣いてる時でも、いつも授乳すれば収まるのだが、それでも落ち着く気配がない。

      乳を咥えようとはするのだが、すぐに口を離してしまう。ゲボゲボと咳込むような音をさせながら。

       

      どうも様子がおかしい。

      …落ちた拍子に頭でも打ったのだろうか?

       

      そんな不安がよぎり始めた矢先、末っ子が突然吐いた。

       

      ベッドから落ちて…吐いた?

      頭を打った!?

      頭打って吐くのってやばいんだよね!!?

       

      どうしよう?どうしたらいいのこれ!?と焦ったが、とにかく汚れたままにしておくわけにはいかない。

      吐いた物を拭き取り、びちゃびちゃになった服を着替えさせる。

       

      「どうしよう、救急車とか呼んだ方がいいのかな」

      おろおろしながら夫に問うてみたが、自分でも半信半疑だった。

       

      吐いたのは泣いてるところに無理に飲ませたからかも知れない。

      些細なことで救急車なんか呼んだら迷惑だ。

      よく聞くのは、頭を打った後に意識がないとやばいってやつ。末っ子は意識はある。

       

      迷っていると、末っ子が再び吐いた。

      急いでタオルを取りに行って戻ると、夫が「大丈夫そうだよ。眠そうにしてる。吐いてすっきりしたんじゃないの?」

      そう言って微笑まし気に末っ子を抱きかかえていた。

       

      確かに眠そうだ。

      欠伸をして、とろんと半目になってウトウトし出していた。

       

      私は逆に不安が増した。

       

      頭打って欠伸するのってやばいんじゃなかった?

      本当に眠いの?意識が混濁してるんじゃないの??

       

      それでも救急車を呼ぶのは躊躇われた。

      病院に自分で連れていく?だが現在時刻は6時半。まだ病院が開くまでには時間がある。

      待つか…?でも一刻を争う状況だったら?いやいや、私の考え過ぎかも。

       

      …そうだ。救急相談の電話だ。

      救急車呼ぶか判断に迷った時にかけるやつ。

       

      末っ子を夫に任せ、番号を調べて電話をかける。

      混み合っているらしく、なかなか繋がらない。

      おいおい、繋がらなかったら救急相談の意味ないじゃん。どうなのこれ。

      何度かかけなおしたが繋がらず、諦めて今度は夜間診療を調べる。

       

      電話をかけると、こちらは繋がった。

      応対に出た相手に「赤ん坊がベッドから落ちて吐いたんですが…」と話してみるも、『はあ』と言うだけで「すぐに来て下さい」とか「救急車を呼びなさい」とかいう話になる気配はない。やはり私が大袈裟なだけなのだろうか。

      「今からそちらに行ってもいいでしょうか?」と訊いてみると、『来てもらっても構いませんが、混んでいるのでかなり待つことになりますよ。救急車は?迷うなら救急相談に電話してみて下さい』

      「かけたんですが繋がらなかったので」『根気よくかけ続けて下さい。繋がりますから』

       

      行っても一時間くらい待たされるらしい。電話を切り、もう一度救急相談にかけてみる。

      今度は繋がった。

       

      状況を伝えると『こちらでは判断出来ないので、救急車を呼んで下さい』と言われる。

      ん?判断出来ないって何?

      そこを判断するための救急相談なんじゃないの??

       

      結局判断を投げられて電話終了。

      救急車なんて呼んだことない…本当に呼んでいいのだろうか?

      大したことないのに呼び付けて、迷惑にならないだろうか??

       

      迷っていると、夫に「僕はそんなに気にすることないと思うけど、まあちゃんが心配なんだったら呼んだ方がいいんじゃない」と言われる。

      やっぱり大したことないのかな…

      私が大袈裟なだけなのかな…

       

      とりあえず119番にかけよう。そこで「必要ないですよ」って言われるかも知れないし。

       

      恐る恐るかけてみると、第一声で『消防ですか。救急ですか』と訊かれた。

      「え、あ、救急です」『どうしました?』「あの、赤ん坊がベッドから落ちて吐きました」『ご住所とお名前をお願いします』「あ、えと、〇〇市××区…」

      問われるままに答える。言い終えると同時に相手が告げた。

      『今救急車を向かわせました。10分ほどで到着しますので、家の前に出て案内をお願いします。』

       

      えっ!

       

      うそっ、本当に救急車呼んじゃった…

      考えてみたら救急の電話で、呼ぶ必要があるかどうかなんてのんびりジャッジしてくれるわけがない。

      えっ、本当に救急車来ちゃうの!?どうしよう!!

       

      とりあえずもう来ることは決まってしまった。

      慌てて着替える。

      何持ってけばいい?そうだ、救急車に乗って着いたら保険証なくて治療費が高額にとか、財布忘れて帰れないとか聞いたことあるぞ。

      保険証と財布だ!!

       

      どうしよう、担架とかで運ばれて行くのかな…邪魔になりそうな物をどけないと…

       

      その辺の物を片付けていると、救急車のサイレンが聞こえてきた。

      ああ、本当に来た。

       

      マンションのすぐ前まで来たので、案内のために外に出ると、救急隊員が下りてくるところだった。

      「栗原さんですか?」「そうです。…こっちです」

      部屋の方を示すと、不思議そうに「乗らないんですか?」と訊かれた。

       

      別に担架で部屋まで来て連れて行くわけではないらしい。自分で乗るんだ?

       

      慌てて部屋に取って返し、抱っこ紐で末っ子を抱いて救急車に乗り込む。

      すぐに出発するのかと思ったら、止めたまま中で話を聞かれた。

      救「赤ちゃんが落ちたんですか?どういう状況ですか?」

      私「ベッドから落ちて、直後に二回吐きました。それで、欠伸をして眠そうにしたので意識が朦朧としてるんじゃないかと…」

      救「そうですか…。…元気そうですけどねえ?」

       

      末っ子を見ると、確かにさっきまでの眠そうな様子はなく、目をぱっちり開けている。

      救急車の中で救急隊員に覗き込まれているという状況に緊張してか、普段より大人しくじっとしてはいるが、体調が悪そうな感じはない。

       

      救「ベビーベッドから落ちたんですか?」

      私「いえ、大人用のベッドです…一緒に寝てるので」

      救「大人用?じゃ高さはこんなもんですよね」

       

      救急隊員が、手で膝くらいまでの高さを示す。確かにそれくらいの高さだ。

       

      隊員二名は、明らかに「大した事ないなこれは」という空気になった。

       

      救1「お母さんは頭が心配なんですよね?」

      救2「えー5ヶ月の男の赤ちゃんが落下。はい、お母さんが心配してるので搬送します…はい」

      救1「今ね、受け入れ先の病院を探してます。赤ちゃんのCT撮れる所がね…○○病院になるかと思うんですが」

       

      ああもう…心配性の大袈裟なお母さんだこれ…

      迷惑大騒ぎ母さんだ…

       

      いやでも吐いたのは事実だし、欠伸もウトウトしてたのもやっぱり心配だもんな。

      CT撮ってちゃんと診てもらった方がいい。

       

      救急隊員たちの平和そうな空気で、少し落ち着きを取り戻した私は、末っ子の替えのオムツを持っていないことに気付いた。

      まだ出発はしなさそうだったので、オムツを取りに行かせてもらうことに。

      急いでオムツポーチを掴んで戻ると、受け入れ先の病院が決まったそうですぐに出発することになった。

       

      サイレンを鳴らして救急車が走り出す。

       

      末っ子は相変わらず大人しく寝そべって、私の顔を見つめたり車内を見回したりしている。

      こんなに大人しく横になっているのは珍しい。やはり具合が悪いのだろうか。また不安になってきた。

       

      しばらく走って、病院に到着した。

      救急隊員に促され、末っ子を抱いて病院の中へ入る。

      「おっ、随分可愛いお客さんだねえ」

       

      想像に反して、中は和やかな雰囲気だった。

       

      大したことのない急患だからか、親の私を落ち着かせようとしているのか、皆ニコニコしながら可愛い可愛いと持て囃してくれる。

      「じゃCT撮りますからね。お母さんは廊下で待ってて下さい(^^)」

       

      大袈裟に騒いで、大したことないのに救急車呼んでしまった人騒がせな母親ですよ。完全に。

       

      やや萎縮しながら、それでもやっぱり心配な気持ちもありつつ廊下で待機。

      末っ子はやたらと大人しくされるがままになっていたが、検査終了間際に少し泣いた。

       

      CTが済んでから、ベッドの並べられた臨時の病室的なところに連れて行かれ、結果が出るまで待機。

      少ししてから先ほどCTを撮ってくれた医師が来て、何の異常もないこと、赤ちゃんが落ちて吐くのは珍しくないということを告げた。

       

      医「大丈夫だとは思いますが、それでも嘔吐が頻繁に続いたり、様子がおかしいようならまた連絡下さい。まあ元気だし、大丈夫だと思いますけどね(^^)」

       

      ただ、病院的には異常がなかったことよりも「赤ん坊が転落するような生活をしている」ということの方が気にかかったようだった。

      「大人用のベッドで一緒に寝てるんですか?寝返り打つようになったから落ちちゃったのかな」と訊かれる。

      左右と頭上には壁と柵があること、足元まで移動して落ちたこと、夫婦の間に寝かせているのでそんなに真下にゴロゴロ寝返りして行けるスペースはない、自分で這って行ったのかも知れないことを伝えると「そうですか…じゃあ結構動くんですね。大変ですねえ」と言われる。

      横にごろっと一回転寝返りしただけで落ちるような環境を想像されていたらしい。

      「家庭環境が危険だったり問題があるようなら、保健師さんに訪問してもらったりもするんですが…大丈夫そうですかね。大丈夫そうですね。では、お大事にして下さい」

       

      お礼を言って病室を出る。

      取り越し苦労だったが、何も異常がないことがわかって安心した。

      会計は小児医療証のおかげで無料。ありがたい話ですよ本当に。

       

      会計を待っている間にまた末っ子が吐いたが、今問題ないと言われたばかりだし、特に気にしなかった。

       

      帰宅したのが8時過ぎ。この日はそれっきり末っ子も吐かなかったので、この件はこれで終わった。

      そう思っていた。

       

       

       

      9月7日

      午後3時前。

      小学校から帰ってくる長男を、途中まで迎えに行った。

      家に着いてベビーカーに乗せていた末っ子を抱き上げた途端に、吐いた。

       

      あれ、どうしたんだろう。抱き上げる時にお腹を圧迫しちゃったのかな。

      頭は昨日問題ないって言われてるもんな。

       

      様子を見たが、末っ子はいつも通り元気でご機嫌だ。

      私はそんなに気にもせず、長男の習い事に行くために子供たちを連れて家を出た。

       

      帰宅したのが夜6時頃。

      ベビーカーから抱き上げた時、再び末っ子が吐いた。

      またこのタイミングか。抱き上げ方が悪いのかな。

       

      夜8時過ぎ。

      授乳した後、大人しくしてると思ったらまた嘔吐。

       

      頭が問題ないなら、もしかしてお腹の風邪とかなんだろうか?

      そういえば軽く咳もしている。

      体温を計ってみたが熱はない。

       

      明日は土曜日か…

      かかりつけの病院は休みだ。

      近所の、土曜にもやってる他の小児科へ行ってみよう。

       

       

      9月8日

      上の子二人を夫に任せ、近所の小児科へ。

      待っている間に末っ子がお腹を空かせて泣き出した。

      飲ませると吐きそうで心配なのだが、空腹のままでも可哀想だ。様子を見ながら、ミルクを飲ませる。

      50ccほど飲んだところで、吐いた。

      お腹が再び空っぽになってしまった末っ子は、ミルクを求めて泣き喚く。

      しかし飲ませると吐いてしまうのではどうしようもない。

      トイレで着替えさせ、抱っこであやしながら誤魔化して待つ。

       

      ようやく診察室へ入ると、「木曜日から吐いていたのに今まで病院に来なかった」ということを不審がられ「普通はもっと早く来る」「今日土曜日よ?ねえ…木曜から吐いてたのに…」とネチネチ責められる。

      木曜からの経緯を話しても「CTで問題ないと言われたのなら、その時点で他の病気を疑って受診すべきでしょ」「土曜よ…木曜から吐いてるのに…今日土曜…ええ…うわあ…」

       

      挙句に末っ子の体重が軽めなことに関しても「異常だわ…異常よ…この体重は駄目よ…」

       

      軽めではあるが成長曲線の中には入っている。

      あまりに異常だと言われるので「普段かかってる病院では問題ないと言われてます」と言ったらピタリと黙った。

      黙っちゃうのかよ。信念を持って異常呼ばわりしてたんじゃなくて、単に絡んでただけなのか?

       

      この小児科は長男の時に何度か通ったんだが、どうも感じ悪いんで他へ移ったんだよな…

       

      だが不思議なことに、ここの評判で悪い話は聞いたことがない。

      私がとにかくここと相性が悪いらしい。

      受付も医師も何か感じ悪いんだよな…

       

      ちなみに私が普段行ってるかかりつけの方の小児科は、他のお母さんには「受付が不愛想」とかで評判が悪い。

      そっちでは私は不愛想な対応と感じたことはないんだが。本当に相性の問題なのかも知れない。

       

      医師はいまだに「木曜からねえ…」とブツブツ言っていたが、とりあえず吐き気止めの座薬をその場で入れてくれた。

      飲み薬も処方された。

       

      ちなみに嘔吐の原因は「吐き気」らしい。

      まあそりゃ吐き気はあるわな。吐いてるからな。

       

      釈然としなかったが、とりあえず診察終わり。

      もうぜってえ来ねえ!ここにはぜってえ来ねえぞ!!

       

      帰りがけに薬局で処方箋を出すと、吐き気止めの飲み薬と座薬が5日分出た。

      薬剤師「全部飲まなくても、途中で治っちゃうと思いますけどね。症状が治まったらもう飲まなくていいですよ」

       

      これで安心だ。飲めばすぐに吐き気も治まるだろう。

      私は安心した。

       

       

      だが、この後も末っ子は吐き続けた。

       

       

      9月11日

      薬を飲めば治るんじゃないか、座薬を入れれば治るんじゃないか。

      薬は5日分出てるから、数日は吐き続けるのも想定の範囲内なのではないか。

       

      相変わらず末っ子は元気はあるしご機嫌だ。

      ただ、嘔吐が治まらない。

      流石に不安になってきた。

       

      再びCTを撮ってもらった病院へ行くべきか?

      それとも、近所のかかりつけの方の小児科へ行くべきか?

       

      迷った末、とりあえずかかりつけに行くことにした。

      CTの病院は少し遠いというのもあったし、かかりつけの先生に現状を把握してもらっていた方が、今後も通うためにも良いのではないかと思ったからだ。

       

      診療開始時刻の朝9時に小児科へ。診察室へ入り、経緯を説明すると先生の顔が真剣になった。

      いつもにこやかな先生も、看護師も、表情が固くなっている。

      「CTを撮った病院に行って、詳しく診てもらった方がいいね。お母さん、今から行ける?紹介状書きますからね」

      「まずもう一度脳を診てもらって、その後ちゃんと小児科でも診てもらえるようにしておくからね」

       

      しょ、紹介状…?

      え、いつも通りにこにこしながら診てくれると思ったのに、何この緊迫感?

      看護師さんが目を合わせてくれない…いつも笑顔で子供に話しかけてくれてるのに…

       

      え、何?もしかして大変なことなの?

      だってCT問題ないって…え???

       

      混乱しながら、言われるままに小児科を出てCTを撮ってくれた総合病院へ。

       

      受付で紹介状を出すと、脳外科で待つように言われる。

      ここでしばらく待機。

      そろそろ呼ばれそうかな…と思っていると、受付の人に「栗原さん」と呼ばれた。

      「今先生に紹介状を確認してもらったのですが、脳震盪で吐いているにしては期間が長いので、脳ではないだろうとのことでした。それで、先に小児科を受診してもらった方が良いそうです。もしそれで何も問題ないようなら、また改めて脳外科で診ます」

       

      そうか…やっぱり脳は関係なさそうなのか。少し安心。

       

      小児科の受付へ案内され、そこでまた少し待機。

      こちらは脳外科ほど混んでおらず、じきに診察室へ呼ばれた。

       

      木曜からの経緯を改めて説明し、診察。

      「元気そうだねー。何で吐いてるんだろうね?お腹のレントゲン撮ってみましょうか」

       

      レントゲン室へ連れて行かれ、私は廊下で待機。

      末っ子はわあわあ泣いた。

      「はい終わりましたー。お母さん、ぎゅっと抱っこして安心させてあげてねー」

       

      抱っこしてまた少し待合室で待機し、診察室へ呼ばれる。

       

      医「気管支が白く写ってますね。軽い風邪だね。あと、腸が空気でパンパンだね。空気をいっぱい飲んじゃって、上手く排気出来なくて吐いちゃうんじゃないかな」

       

      レントゲン写真を示しながら説明される。素人目にも、腸がパンパンになっているのがわかった。

      げっぷが下手すぎて吐いちゃってるみたいな感じなのかな?

      新生児の頃はよくあったけど、もう何ヶ月もそんなことなかったのに…

      風邪で体調狂っちゃったのかな…?

       

      医「でね、お母さん。薬出してお家で様子見ても良いんだけど、それだと結構治るまでかかっちゃうと思うんだよね。入院して、点滴で胃腸を休ませてあげた方が早く治ると思うんだけど、どうですか。まあ三、四日くらいかな」

       

      えっ

       

      入院…!?

       

      考えたこともなかった。私の子供が…入院…??

      上の子二人は大病もせず健康に育ってきたし、私自身も今まで入院なんて出産の時しかしたことがない。

      いやそれを言ったら最初に救急車を呼んだ時点でもう初めてのことだったんだけど…ええっ…入院…

       

      驚いて固まっていると、医師が黙ってこっちを見ているのに気付いた。

      あ、私の返答待ちだ。

      私が首を縦に振らないと、入院には出来ないんだ。

       

      躊躇いはしたが、家で吐いて泣いていた末っ子のことを思い出すと、拒否する気にはなれなかった。

      点滴で早く治るのなら、その方が良い。

       

      私「…お願いします」

      医「わかりました。おーい、入院になるからお願い。点滴してあげて」

      医師が奥の看護師に声を掛ける。

      医「じゃ、準備しますから待合室でお待ち下さい」

       

      また待合室に戻り、呼ばれるのを待つ。

       

      腕の中の我が子を、ぼんやりと見つめていたら診察室とは違う部屋に呼ばれた。

      服を脱がせて体重を計り、「では点滴をしますから、お母さんは出ていてくださいね」と、また待合室へ。

      再び呼ばれて入ると、末っ子は腕に針を固定されて泣いていた。

      痛いのかな…痛いよね… おお、末っ子…

       

      そのまま病室に案内され、持ち物や書類などの説明を受ける。

      ふと気付くと、もう午後1時だった。

      上の子二人の帰宅時間になってしまう。帰らなくては。

      夕方に入院の荷物を持ってもう一度来ることにし、一旦帰宅した。

      末っ子は普通にベッドで寛いでいた。

       

      子供が入院している生活というのがどういうものなのか、この時はまだ想像が付かなかった。


      妹ちゃん頑張る

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        パソコンが壊れて更新ストップしてましたが、ようやく再開出来ました!

        ただ、今度はペンタブが壊れてしまったのでこれどうしようかな本当…

        あちこち寿命が来てるんですねえ…

         

        ちょっともうパソコンの出費が痛かったので、ペンタブは今は買い替えたくないが、

        だからといってペンタブなしで果たして漫画を描けるのだろうか??

         



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        栗原まれんど

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        現在二男一女の育児中。
        尽きる事のない食欲と
        睡眠欲の奴隷

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